古代インドの宇宙観。蛇の上に亀が乗りその上に…というのは、きっちり「怪しい」と紹介されています pic.twitter.com/4ofz6hcRuP
— ちきゅうがかり🌍旦那🔭 (@chikyugakari) December 25, 2021
何の気もなくツイートしたので、特にどこの何ということを書いていなかったのですが、明石市立天文科学館の天文史の展示の一部です。
実はこれら、過去にTwitterで話題になったものでした。
これらの話題、および天文科学館の展示の参考文献の「天文の世界史」(廣瀬匠、著、インターナル書房)によると、インドの宇宙観は地域・時代・宗教によってあまりに多様で、それらがごちゃ混ぜになったのだろう、ということです。
日本に例えれば(ここは私の勝手な解釈ですが)、天の川のほとりでウサギを助けた浦島太郎がお礼に月につれて行ってもらってかぐや姫と結婚し、自分たちの住むところを作るために月から天の逆鉾で海をかき回した、みたいなものでしょうか。
この話、根底には、植民地主義、帝国主義時代の欧米の、アジアに対する偏見があるので、あんまり軽く見られないですね。
ただこれも、「星座の起源はカルデア人の羊飼い」説と同様、日本だけで広まってるみたいです。