ソニーのSTAR SPHEREプロジェクト、クラウドファンディングで第1期クルーの募集を行っているので、1か月以上前ですが、支援、というか参加を申し込みました。
遅くなりましたが、支援しました。
— 星が好きな人のための新着情報🔭 (@localgroupjp) July 3, 2022
189人目。
ソニー×宇宙|STAR SPHEREプロジェクト第1期クルー募集 https://t.co/1nNqrHWsci #READYFOR #クラウドファンディング @READYFOR_cfより
「宇宙撮影体験ツアー+ガイドブック」の支援内容で、10秒間1枚の撮影ができる、ということですが、ツアー仕立てということで、あらかじめ計画された衛星軌道・カメラワークの中から選択して、その中で10秒間の撮影ができる、ということのようです。撮影したいものも、ある程度自由に指示できるのか、それも決められた中から選択するのか、そのあたりはまだわかりません。
さらにどんとお金をかければ、軌道1周回分を借り切り、撮影したい日付、撮影したい被写体、カメラワークを自分で決められるようです。これももちろんリアルタイムではありません。衛星を操縦して撮影、みたいなイメージではなく、撮影計画を立てて指示するみたいな感じでしょうか。
いずれにせよ、誰もが使えるアマチュア向け宇宙望遠鏡なんて妄想が、妄想でなく本当に実現しそうなところまで来た感はあります。
これまで宇宙活動※をやれるのは、国の宇宙機関や企業の研究者や技術者といったごく一部の人に限られ、いわゆる宇宙開発ファンは多いものの、ほとんどは人がやっていることを眺めているだけ、応援しているだけの「観客」にすぎないのですが、このプロジェクトは、誰もが宇宙活動を自らやれるようになる、その大きな一歩ではないかと思います。
※『宇宙開発をみんなで議論しよう』(呉羽真、伊勢田哲司編、名古屋大学出版会)によれば、「宇宙開発」という言葉は専門家の間ではあまり使われなくなり、かわって「宇宙活動」という言葉が使われることが多いそうです