海王丸一般公開

海王丸

たまに神戸・大阪方面へ電車で移動するとき、須磨沖に停泊しているのをよく見かけていました。コロナ禍以降でしょうか。それまではほとんど見かけたことはなかったものですが。

久しぶりの神戸港での一般公開。今回はデッキのみとなりますが、長い行列ができていました。

デッキへ上がるタラップは一人ずつ通していました。安全を考慮してでしょうか。
デッキは船首へ向けて傾斜もあり、そこら中索具やらキャプスタンやらもろもろの突起物がそこら中にあるのですが、完ぺきに整頓されていて、素人が大勢乗り込んでも危なっかしさはありません。

海図を広げてチャートワークの説明をしていました。六分儀使うのかと聞いてみると、訓練はあるようです。ハワイまで航海に出て、その間に帆走もあるし六分儀の実習もあるとのこと。

船尾には大きな舵輪とコンパス。帆走時に使用します。エンジンで走るときは前側にあるブリッジが使われます。帆走用の舵輪も油圧のようです。まあ確かにこれくらいの大型船、手動はないですね。

海王丸と海を隔てた中突堤には「飛鳥Ⅱ」が停泊中。こちらについては別に書きます。