赤穂市は巨大カルデラの中にできた街

赤穂の街が、実は白亜紀の巨大カルデラの上にできたというのを初めて知りました。

規模としては阿蘇カルデラや姶良カルデラに匹敵するのですが、相当に古い時代のもので、すでに侵食されて尽くしており、明らかになったのは2016年のこと。「赤穂コールドロン」と呼ばれています。

産総研:赤穂市は恐竜時代のカルデラの中にできた町だったことが判明

規模としては阿蘇カルデラや姶良カルデラに匹敵するのですが、完全に活動は終了していて、今後噴火などの心配はありません。すでに侵食されて尽くしており、明らかになったのは2016年のこと。「赤穂コールドロン」と呼ばれています。

カルデラの内部構造が地上にむき出しになっているので、地質学の格好の研究対象となっているほか、詳細は省きますが、周辺にある蠟石鉱床や石材、赤穂の塩づくりに欠かせない砂浜や、赤穂の農地の発展は、この赤穂コールドロンを作った火山活動のおかげとか。

ところで、この「巨大カルデラの中にできた街」をCopilotに描かせてみたらこんなのになりました。

現代風にしてもらったのだけど、なんかファンタジーっぽいというか、外輪山の向こうから巨人がのぞきこんでこないか?