にっぽん丸「別府・瀬戸内海クリスマスクルーズ」- 3日目。宇和島

朝食

今日もお粥です。味噌汁もあるので、お腹たっぷんたっぷんになりそうですが、問題ありません。

鶏肉と玉子のお粥、紅塩鮭の火取り、温度玉子、厚揚げ田舎煮、茄子と薄揚げの味噌汁

テンダーボートが準備されている

今日は宇和島寄港なのですが、船は港に横付けできません。沖合に錨泊し、テンダーボートで行き来します。

沖合といっても港までかなり距離があり、所要時間25分とのこと。4往復が予定されています。

テンダーボートは両舷に一隻ずつ、二隻とも水面に降ろす作業が進んでいました。

宇和島上陸

下船口に向かうと、なんと私たちで締め切り。あとから来た人は次の便まで待たなければなりません。危なかった。

2009年の皆既日食クルーズで小笠原諸島父島に寄ったときもテンダーボートで上陸しました。あの時はもっと便数は多かったように思うのですが、岸壁がすぐそこに見えている距離。今回は陸地まで時間がかかるので仕方のないことかもしれません。

ボート内は一杯で、最後尾の座席へ。これで上陸するのもちょっとしたアトラクションの気分です。

過酷な登城

宇和島でどこへ行くか考えたのですが、結局お城へ。徒歩で十分行ける距離。
先行した、バスツアーのお客さんたちが先にお城の下にいました。

宇和島城は城づくりの名人藤堂高虎により築城、1615年に伊達政宗の子の秀宗が10万石で入り、以後明治維新まで9代にわたり宇和島伊達家の居城となります。丘陵上にあり、往時は海に面し、高松城、今治城とともに三大海城の一つ。しかし今は海岸は埋め立てられ、海城の面影はありません。

一応、平山城ということになるのでしょうが、標高73mの丘陵は傾斜も急で。門をくぐって少し進むと、急な石段、それも自然石を使ったような石段。そちらは避け、舗装された坂道を登っていきましたが、途中の児童公園を通り過ぎたあたりから石段に、時々雨が降り出すような天気の中、濡れた石段をひやひやしながら登りました(当然、降りる方が怖かった)。

やっとのことで天守まで。本丸跡にぽつんと建つ天守。宇和島伊達家二代宗利の手による、現存12天守の一つ。あまり時間もないので外から眺めるだけ。

さすがに見晴らしがよく、沖の方に停泊する「にっぽん丸」がよく見えます。

スリリングな帰途

港に戻り、「道の駅 うわじま きさいや広場」をぐるっと巡った後、乗り場へ向かうと、「にっぽん丸」のクルーの人が待ち構えていました。時刻表の時刻よりかなり早いですが、帰りの便が出るとのこと。
テンダーボートに乗ると、これまた一杯で。また最後尾の席に着きましたが、前の方が空いていたことに気が付きました。しまった。

天候は徐々に悪くなっているようで、沖に出るにつれ、だんだん風と波が強くなり、まあ揺れる揺れる。時々大きく揺れると、ボート内に、悲鳴ではなく歓声が。テンダーボートは救命ボートを兼ねているものなので心配はしていませんでしたが。

ようやく「にっぽん丸」に横付けすると拍手が沸き起こりました。クルーの操船技術にみな感心したようです。

お昼~

昼食と夜食は麺類多めな感じですね。

テンダーボート最終便を見守る

最終便の時間を大きく過ぎたのに、まだ帰ってくる様子がありません。どうしたのかと船内から見守っていました。

やがて、港のすぐ外にぽつんと小さい白波が。20~30分のち、近くに帰ってきたテンダーボート。本船では全然揺れを感じないのですが、波を乗り越えるたび大きく揺れています。

自分たちが帰って来る時もあんなだったんでしょうか。

後で伝わってきた話によると、波が高くなったので、出発を見合わせていたとのことでした。

テンダーボートで渡るのは楽しいといえば楽しいのですが、一度に乗れる人数も限られ、岸との距離があると便数も少ないので気軽に行き来できず、また悪天候の場合は上陸自体できないということもあります。

天候がさらに悪化して、戻ってこれないということになったらどうなったんでしょうね。船長も気を揉んだのではないかと思います。

感動のお見送り

出港の時間。錨を巻き上げる作業が始まっています。

陸の方から、漁船が何隻も、お見送りにやってきて、「にっぽん丸」のまわりをぐるぐる回り始めました。
海賊旗掲げている船がいたのは笑いましたが。

汽笛を鳴らして船が動き始めます。これから高知沖を通って神戸へと戻っていきます。

ホットドッグを食べる

まだ夕食まで時間もあるので、小腹を満たしにリドテラスでホットドッグ。

カクテルパーティ

カクテルパーティは、このあとのショーの前座みたいな感じです。無料で3種のカクテルがふるまわれるのは前回と同じ。船長さんはじめ各部門のリーダーの挨拶があり。

船長さんのあいさつで、今夜は揺れると触れられていました、三度目の高知沖となりますが、前の2回は「にっぽん丸」の倍の大きさの「飛鳥Ⅱ」。

もちろん酔い止めは飲みました。船好きではあるし、船酔いの経験もないのですが、そこで意地とか見栄とか張る趣味はないので。

クリスマスディナー

そう、この航海は「クリスマスクルーズ」なのです。クルーズの最終夜の夕食はクリスマスディナーとなります。

食レポ苦手な上、この投稿を編集しているのがクルーズから2ヶ月ぐらい経ってから(おい)、ほぼ食事記録と化していますが、美食で有名なクルーズ船のディナー、せめて眼でお召し上がりください。

いつも思うのですが、子どもの時の図鑑と、高校の修学旅行であった講義で、テーブルマナーを覚えることができたことに感謝しています
お口直し:洋梨とラズベリーのソルベ

「にっぽん丸」の食事、下船後の自分の食習慣に地味に影響を与えていたりします。

どれくらい揺れるのか確かめに来た

プールサイドにやってきました。つまり体感ではあまり感じてないのです。
まだ足摺岬までも達していないのですが、これくらいの揺れ。

ホライズンバー

「にっぽん丸」の展望ラウンジである「ホライズンバー」は、船首の最も高い位置にあります。夜はバーになります。最後の夜に行ってみました。

船の揺れは、時々ふらっと来る程度。敏感な人は厳しいかもしれないというぐらいです。

奥のカウンターに案内され、またまたカクテルを飲みます。1杯目はメニューの一番先頭にあったのを注文しましたが、2杯目はバーテンダーに薦められたものを。

明日起きたころには紀淡海峡には入っているはず。今回のクルーズももう終盤です。