自宅のベランダで電視観望のテスト。
AZ-Gtiでの自動導入がなかなかうまくいかなくて悩んでいるのですが、先日の八塔寺では、これまで何だったんだというぐらいスムーズに動いてくれ、改めて自宅で試みました。
電視観望の本質ではない部分ではありますが、これが問題なくできると、自宅で室内からリモート操作も難しくありません。プレートソルビングによるAZ-GTiのアライメントを試みることにしました。
改めて、機材は以下の通り。
鏡筒: SVBONY SV106 60mm
カメラ: ZWO ASI224MC
架台 :AZ-GTi
PC :surface go
PCはカメラと架台の操作に使用します。以前から使っていたYogabookは、この目的には非力と感じていたところに、先日の八塔寺で、なんと起動しなくなってしまいました。sutface goはヨメの持ち物ですが、気前よく貸してくれました。感謝。
surface goには以下をインストールしました。
SharpCap 4.0
SynScan Pro 1.19.15
ASTAP v2022.04.05 + H18
ASCOM Platform v6.2
ASCOM Driver for SynScan App 1.3.0
でさっそく実行。動くのは動いてくれたのですが、プレートソルビングは「星の数が少ない」とのことで失敗。
視野の広さは充分なはずですが、月もあったし、透明度も悪い空でした。プレートソルビングを実行する時は微光星が多数映るように、観望時よりも明るく映るぐらいにゲインと露光時間を調整すると良いようですが、かなりぎりぎりまで出して見たつもりでしたが、まだ星が足りないと言われます。
それから後で気が付いたのですが、SynScanProでアライメントを完了してからSharpCapからプレートソルビングを始めてしまったのですよね。
SynScanProのアライメントの流れは、まず自動で目標天体に向いていき、望遠鏡が停止してから、天体が入っていなければ手動で修正して完了、なのですが、この手動修正をプレートソルビングで行いたいわけです。なのでアライメントを終わらせてしまってはいけないのでした。
もうちょっとがんばってみよう。