東寺に星曼荼羅を見に行く

今日の目的地は東寺でした。

特別公開
「東寺の星マンダラ-除災招福の祈り-」

真言宗などに伝わる星曼荼羅には黄道十二宮も描かれています。
中国や日本などの星座は西洋星座とは根本的に異なるものですが、星曼荼羅の十二宮は現代の星占いの星座と基本的には同じです。

ところが、「ふたご座」はなぜか男女になり、「夫婦宮」と。「おとめ座」は一人のはずが二人に。
なぜそうなったのか、姫路科学館で見てからの謎でした。以来、夫婦揃って星曼荼羅に関心を持っています。

そのうち、東寺の北斗曼荼羅が公開されるというので、これは見に行かねば。

北斗曼荼羅も一つではなく複数のものがあります。絵像の代わりに梵字一文字で仏を表す種子曼荼羅も。絵像でも個々の仏が区別つかないのに梵字だとなおさらと思ったら、脇に名が書かれていまして、かえってわかりやすい。

曼荼羅だけでなく、星を祭る修法の式次第を記述した書物などもあり(読めませんが)、また曼荼羅も江戸時代ぐらいと新しいものもあり、現代まで、星を祭ることが行われていることがわかります。

曼荼羅見たあとは五重塔、金堂、講堂を拝観して、結局、東寺だけで終了。日帰りだと現界があります。

さて、肝心の黄道十二宮ですが、後日ある人に思い切って尋ねてみたところ、あっさり解決しました。

誰か研究してすでに明らかになっているようなことだろうし、詳しい方に尋ねればすぐに解決しそうなもので、実際、あっさり解決したのですが、詳しい方にたどり着くのが大変だったという。

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