天文/宇宙

星占いの「ふたご座」が、星曼荼羅では「夫婦」になっている件

星占いの「ふたご座」が、星曼荼羅では「夫婦」になっている件

コロナ禍に入る直前の姫路科学館の特別展「はりまの星・日本の星」で展示されていた星曼荼羅で、黄道十二宮の「ふたご座」が男女になっているのが印象に残って、どこでそうなったのか興味を持っていました。完全に日本もしくは東洋独自のものなら、「そういうもの」で済ませるのですが、基本的な部分は西洋の黄道十二宮と同…
第11回星なかまの集い~天文楽サミット~

第11回星なかまの集い~天文楽サミット~

毎年1月から3月のころに開催している「星なかまの集い~天文楽サミット~」、コロナ禍がまだ終息の様子を見せない中、密を避けながら、みんなで屋外で星を観ながらの観望交流会という形をとり、2022年3月19日、明石公園の東芝生広場をメイン会場として開催しました。 「星なかまの集い」は、参加者が膝を突き合わ…
日本で流布している「古代インドの宇宙観」は怪しい

日本で流布している「古代インドの宇宙観」は怪しい

1か月前の話ですが、普段、いいねもリツイートもほとんどないTwitter個人アカウントが、突如RTと「いいね」が延びまして。 古代インドの宇宙観。蛇の上に亀が乗りその上に…というのは、きっちり「怪しい」と紹介されています pic.twitter.com/4ofz6hcRuP— ちきゅうがかり🌍旦那🔭…
部分月食をスマホで撮影

部分月食をスマホで撮影

改めて2021年11月19日の月食。東が開けた場所ということで、海沿いの公園へ。(実は自宅前の路上もかなりいけそうだったのですが路上なので)機材はFL-80S+ポルタⅡ、ヨメはいつも月の撮影に使っている見た目一眼レフなコンデジ、通称「やれば出来る子」を久々に三脚に載せて。天文科学館の中継で月がみえて…
「はやぶさ2」帰還カプセル展

「はやぶさ2」帰還カプセル展

写真がほぼないのですが。 到着して時間があったので、まず、お約束の貯金箱博物館へ。世界中のたくさんの貯金箱の中、なぜか銭箱に興味を惹かれる私。そして展示場へ。15分限定ということで、最初のパネル展示はすっ飛ばして奥へ。単眼鏡を手に2周して、360度あらゆる方向からしげしげと。帰還カプセルは初代「はや…
増光したへびつかい座RSを探す

増光したへびつかい座RSを探す

県外に出るのはなんとなく憚られたので、8センチ屈折だけ持って県内某所へ星見に。八塔寺ほどの空ではないし、建物も増えてきたのだけど、少人数で手軽に静かに星を見に行くには悪くない場所です。 新星爆発を起こし、肉眼光度まで増光したという、回帰新星へびつかい座RSを探したのですが、4.5等ぐらいなのに、雲が…
八塔寺で星見 4月

八塔寺で星見 4月

過去記事を順次UPしています。投稿日付はそれぞれの出来事の日付です。 八塔寺で星見。薄雲が広がっており、見られなかった天体もありました。帰宅後は快晴になったようですが。 見たリスト(45センチドブソニアン)M65 M66 NGC3628 ヨメ導入M95 M96 同一視野ぎりぎりにM105 NGC33…
八塔寺で星見 3月

八塔寺で星見 3月

※過去記事を順次UPしています。投稿日付はそれぞれの出来事の日付です。 ようやくまともに45センチドブソニアンを使えるようになってきました。 春のメシエ天体を中心に観望した いつもの八塔寺。23時過ぎから快晴になり、45センチドブを振り回してました。時節柄(?)、ほぼメシエ天体ばかりを探しました。 …
シリウスBを探してみる

シリウスBを探してみる

いい天気でしたので、自宅前でシリウスBが見えるか観察してみました。 主砲の45センチは眩し過ぎるし高倍率は弱い(いまはだいぶいけるようになりましたが)、副砲8センチはちょっと力不足、というわけで、中間砲のC-8で(どこの前弩級戦艦だよ)。 残念ながらシリウスBは確認できませんでした。透明度か、シーイ…
C/2020 F3 (NEOWISE)

C/2020 F3 (NEOWISE)

この初夏は、ネオワイズ彗星の話題でもちきりだったと思います。当初は7月中旬以降に3等程度という予想でしたが、実際には7月上旬には1等ほどと明るくなり、連日、見事な尾をなびかせた彗星の写真がSNSなどをにぎわせました。 この明るさなら、夜明け前、自宅の窓から見えるはず。ところが、梅雨時でほとんど晴れる…